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help RSS 「ベターを尽くした医師」は訴えられるべきではない:大淀病院「事件」の高裁判決に思う。

<<   作成日時 : 2010/03/02 02:41   >>

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奈良の妊婦遺族の請求を棄却 「救命の可能性低かった」 大阪地裁(IZA)
奈良県大淀町の町立大淀病院で平成18年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明に陥った同県五條市の高崎実香さん=当時(32)=が19病院から転院を断られた末に死亡した問題で、夫の晋輔さん(27)らが診断ミスが原因として、町と同病院の担当医に約8800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、大阪地裁であった。大島真一裁判長(島村雅之裁判長代読)は「最善の措置をして直ちに搬送しても、病態の進行が急激で救命の可能性は極めて低かった」として請求を棄却した。

判決によると、実香さんは18年8月7日に分娩が始まり、8日午前0時過ぎに脳出血して意識を失った。医師は午前1時50分に転送先を探し始め、午前5時ごろに大阪府内の病院への転送を開始。実香さんは16日に脳出血で死亡した。

 原告側は「脳病変を疑ってCT検査を実施するべきだった」と病院側の過失を主張したが、大島裁判長は「CT検査が早期搬送の妨げとなることも考えられ、検査よりも高度医療機関への迅速な搬送を優先した判断に過失があったとは認められない」とした。

 判決を受けて原告の晋輔さんは「残念。実香に申し訳ない」と話した。控訴については今後検討するという。一方、大淀病院は「判決は審理が尽くされた結果。病院としてはさらに医療体制の充実に努力する」とコメントした。
当然の判決なのかどうかは門外漢には不明。しかし、「結果が悪かった。だからおまえらが悪い。」という言い分が通らなかったという点では、個人的にはホッとしている。

上の記事の中では、
大島真一裁判長(島村雅之裁判長代読)は「最善の措置をして直ちに搬送しても、病態の進行が急激で救命の可能性は極めて低かった」として請求を棄却した。
の部分が少し気になった。「最善の措置をしても」のところを、私は「100点満点の措置をしても」と解釈してしまう。意地悪く考えると、「100点満点の医療をしないと、結果次第では訴えられて賠償金を支払うことになっても当然」という意味とも取れる。

でも「100点満点の医療をしなさい。80点の医療だと、後で賠償金かも知れないぞ」と言われても医療関係者は困るのではあるまいか、と思ってしまう。「ベストを尽くさなくても、ベターを尽くす」限りでは、医療関係者が訴えられてはいけないのではなかろうか。そうでないと、多くの「善良な医師」(「最高の医師」ではない)をつぶす結果になるのでは・・・と懸念している。

(追加)この判決について非常に参考になるブログ記事があったので、紹介させていただく。
大淀町裁判に行ってきました(その1)(大淀事件35-1) 
大淀町裁判に行ってきました(その2)(大淀事件35-2)

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内 容 ニックネーム/日時
病院タライ廻しの事態も深刻ですが
これ医療崩壊の一端でしかない
”複合汚染”て言葉があったがまさに”医療複合崩壊”かと
小泉政権ころから急速に進められた後先も無い医療費削減
厚労省官僚の命を無視した非情の医療削減が始まった、先進国ではけっして国の医療費は多いわけでないのに
まず研修医制度を自由化して大学や地方公共病院から若手医師を追い出し病院潰しを開始、その煽りもあって(ベット数も減らされていて)タライ廻しが起こり表面化してきた
医師待遇や健康保険の破綻からも婦人科や小児科など3K科から医師がいなくなりさらに事態が悪化
もともと医療はMacのハンバガーじゃあるまし効率なんか求められる性質のものでないのに
患者は医療のコンビニ化を求め、病院の株式会社化も容認する構造改革??
ともかく国が責任を持つべき医療を金喰い虫から順に国の医療費から切り離していく
まずは薬を安そうに見せかけるジェネリック酢けにして、医薬分業とかかこつけて薬をドラッグストアーで気楽に素人診断で買えるようにして、病院からさらに利ざや種も取り上げる
残念ながら医者といえば出す意味もない薬を山盛り出して維持するしかない
患者といえば医療を神業が当然と思っていて(病気の改善アシストしてるだけだけど)
治しても全力を尽くしても結果によっちゃクレーム、訴訟
そして健康保険料といえば目も飛び出る額なのに健康保険組合は火の車で崩壊寸前
そして実体を無視して医者の数増やし?
医者はすでに余っている、病院にいられない、3K、全力を尽くしても訴えられるんじゃやってられない
この事態は構造改革に踊らされた自業自得では
すでに修復できないまでに崩壊してます
病気したらおしまいです

病気出来ない貧民
2010/03/04 08:19

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