佐賀・武雄市長選、市立病院民営派の樋渡氏が当選
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作成日時 : 2008/12/30 01:54
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佐賀・武雄市長選、市立病院民営派の樋渡氏が当選(読売)
武雄市民病院の民間移譲の是非を争点とした佐賀県武雄市長選は28日、投開票され、民間移譲を推進してきた前市長・樋渡啓祐氏(39)(無所属)が1万5739票を獲得し、1万2945票を得た新人の旧武雄市長・古庄健介氏(70)(同)を破って2度目の当選を果たした。2010年2月の民間移譲に向け、動きが加速するとみられる。
市民病院存続を求める市民団体が起こした市長の解職請求(リコール)運動を受け、樋渡氏が「民意を問う」と辞職したことに伴う出直し選で、住民投票の性格も帯びた。当日有権者数は4万978人、投票率は70・84%だった。樋渡氏の任期は残任期間の2010年4月15日まで。
樋渡氏は、市民病院の累積赤字や医師不足の問題を解決するには「民間移譲がベスト」と強調。選考委員会の選考、市議会の議決を経て北九州市の医療法人財団「池友会(ちゆうかい)」への移譲を決定した経緯を説明し、休止していた救急医療を再開した実績などを訴えた。
民間移譲に反対した地元医師会や一部市議らが擁立した古庄氏は「公立病院でないと、市民が安心して通えない」と主張。専門家の意見を聞かず、市民への説明責任も果たしていないと樋渡氏を批判したが、支持を広げられなかった。
◆樋渡氏「移譲に全力」
支持者らと当選を喜ぶ樋渡氏(28日午後10時58分、武雄市の事務所で)=真子生次撮影 28日投開票された武雄市の出直し市長選は、市民病院の民間移譲を進める前市長・樋渡啓祐氏(39)が新人の旧武雄市長・古庄健介氏(70)を破って2度目の当選を果たし、多くの市民が民間移譲を支持した形となった。
樋渡氏は、民間移譲を決めた経緯について理解を求め、「市民病院は市の直営では限界。小手先の経営改善に取り組んでも存続の危機に変わりはない」と主張。市議の約3分の2から支援を受けて「前進」を合言葉に手堅い選挙戦を展開し、支持を広げた。
古庄氏は、市民病院の開設に携わった実績を示し、「これまでのところ、赤字は許容範囲内。市の一般会計からの繰り入れはなく、現状では民間移譲する必要はない」と訴えた。武雄杵島地区医師会のメンバーらの支援で草の根運動を展開したが、及ばなかった。
当選が決まると、樋渡氏は事務所で支援者らと喜びを分かち合った。医師会との関係修復や反対派の市民との融和など課題は残るが、樋渡氏は「2次医療を中心に1〜3次、救急、救命、終末とバランスのとれた市民医療を提供していく」と抱負を語った。
投票率は、同じ顔ぶれの一騎打ちだった2006年の前回市長選より12ポイントも下がった。前回が市議選との同日選だったことに加え、今回は年末の選挙となったこと、医療問題に特化した選挙だったことなどが響いたとみられる。
当日有権者数 4万978人▽投票者数 2万9028人▽投票率 70・84%(前回82・84%) どちらが勝つのが良かったのかは知らないが、「民意」が問われたわけだから、反対派もそれを尊重しなければいけないだろう。個人的には、財政が苦しい地方自治団体が公営病院を持つのは厳しいのかな、と思っている。他の市町村のそれと合併・統合するのなら少しは経営状況はよくなるんだろうけど。
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