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help RSS ホンダのF1撤退に思う。

<<   作成日時 : 2008/12/05 22:24   >>

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 ホンダがF1から撤退するらしい。チーム売却になるか、解散になるかはまだわからないが、ホンダが手を引くのは確かなようだ。それを惜しむ声は当然出てくるだろうが、数百億円単位のお金を毎年つぎ込んできた企業に対して、「続けろ」と無責任に言う気は毛頭ない。とにかく「ありがとう、お疲れ様」というだけだ。

 企業がF1から撤退したり加入したりすることは珍しくない。ただ、F1チーム運営の高コスト化はなかなか変わらないだろうし、このたびの不景気で、どの自動車メーカーも厳しい情況に置かれているだろう。ホンダに続くメーカー・チームが出てくるかもしれない。10数台のF1レースと言うのはなんともさびしいものだ。しかし、そうなる可能性は大いにある。

 そうなると馬鹿を見るのは、F1グランプリ開催をステイタス向上と見ている新興国、たとえば中国のような国である。せっかく、悲願の(?)F1開催にこぎつけたのに、そのF1のチーム数が激減するかもしれないのだ。となると、せっかく作ったレース場も宝の持ち腐れ。まさか、中国メーカーによる「フォーミュラ・チャイナ」を開催するわけにも行かないし・・・

F1全史 1986‐1990―ターボの終焉とホンダ専制時代
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林 信次

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【ホンダF1撤退】他メーカーも追随の恐れ 厳しい状況下の経営判断(IZA)
5日、ホンダが今季限りのF1撤退を表明した。約700人の従業員を抱える英国現地法人「ホンダ・レーシングF1」は今後3カ月をめどに売却の方針で、引き取り手がなければ解散となる。だが衝撃の大きさは、1メーカーが去るというだけにとどまらない。F1を取り巻く現状を考えると、他メーカーがホンダ同様の経営判断を下す可能性は十分にある。統括する国際自動車連盟(FIA)の対応は経済危機が進行する速さには到底及ばず、F1冬の時代は誰も予想し得なかった早さで到来しそうだ。

     ◇

 「9月までの経済状況なら、この判断はなかった」。ホンダの福井威夫社長は悔しそうに話す。

 近年、F1の参戦経費は高騰を続け、今季の年間チーム予算は最多のトヨタで約450億円、ホンダが約370億円とされる。トヨタの10分の1ほどだったスーパーアグリは資金繰りが付かず、5月に撤退した。

 さらにリーマン・ブラザーズの破綻(はたん)以降、チームのメーンスポンサーになっている金融機関が公的資金投入を受けるなど、F1界は経済危機の荒波をもろに被り、状況は深刻さを増していた。

 「このままでは、もう2、3チームを失うかもしれない」と恐れたマックス・モズレーFIA会長は、共通の基本設計による「標準エンジン」の導入案など大幅なコスト削減案を打ち出した。

 一方、来季からは運動エネルギー回生システム(KERS)を解禁。F1を、ハイブリッドに共通する技術を開発する場とすることで、大メーカーにとって魅力ある場としようともしていた。

 だが「新しい技術開発に興味はあるが、それらの対応をはるかに超える問題が世界中で起きている」と福井社長。急激に悪化する経済状況下、FIAの思惑は外れた。

 ホンダの判断は、生き残りのために早い段階で資本や人材など経営資源を将来技術の開発に振り向けようというもの。標準エンジン案に対して、技術競争という参戦理由を失うと反発している他メーカーが、追随するだけの説得力がある。

 来年の日本GPはホンダ傘下の三重・鈴鹿サーキットで予定通り開催される方向だ。だが、そこに並ぶマシンが寂しい台数になるという恐れは、拭うことができない。 (只木信昭)
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