産科医療事故遺族が再発防止訴え 奈良でシンポ(朝日)産科医療に悪影響を与えた二つの「事故」の当事者がそろって奈良にやってきた、というニュース。福島の「事件」では、その時点では手を尽くした医師を犯罪者扱いし、後者の大淀の「事件」によって、奈良県南部の産科医療は大打撃を受けた。 別に、どちらの件にせよ、患者が悪かったというわけではないし、遺族の感情もわからないわけではない。ただ、二人が奈良にやってきて、奈良女子大に集まった聴衆に意見を言っても、説得力も効果もあまりないのではないか、と思う。言うのであれば、東京に行き、枡添大臣に「医師を増やしてくれ」と言うしかない。または文部科学省に行って「医学部定員増を」と訴えるしかない。医療を「戦場」にたとえると、現在は「兵力」が全く足りないのだ。戦は数が大事。二つの医療「事故」が起こってもう数年。「本当の原因はなにか」を考えたいものだ。 (今回の3冊) 産科医が消える前に 現役医師が描く危機回避のシナリオ お産SOS―東北の現場から 医療崩壊 医師の主張 |
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