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help RSS 読売夕刊(大阪)のコラムから:山形大学の試みについて

<<   作成日時 : 2008/10/17 22:03   >>

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上に貼り付けた記事は、読売夕刊(大阪版、10月17日付)のコラム「よみうり寸評」である(画像クリックすると、大きくなります)。山形大学が行ったもので、医学部生に対する経済的なサポートである。大学側が知恵を絞り、なんとかしようとする意気込みはわかるのだが、記事に載っているような対策でどれくらい効果があるのかどうかは疑わしい、と思う。

 まず、一年当たり53万円という「経済効果」では、学生を卒業後も山形県にとどめておくには心もとない金額だ。違約金(10パーセント)を払ってでも、都会で働きたいものは都会にいくだろうし。

 また、記事中の「対策」では、山形県内の医師の不足をささやかながら緩和することはできるかもしれないが、全国的な医師不足に対しては何の効果も無い。だって「医学部の定員」が変わらない限り、数量面での改善は望めないから。

 さらに、多少の経済的サポートでは、産婦人科や小児科に進もうとしている学生または迷っている学生にどれだけ効果があるのだろうか?効果があるのは、「訴訟負担」「過剰勤務」「モンスターペアレント」など、多少のお金ではどうにもならない問題に対して、医療現場の周辺が対処することの方なのではないだろうか?

 まあしかし、地元の大学に出来ることはそれほど多くは無いだろう。医学部の定員をどうするかは、文部科学省の意思次第だろうし。山形大学側でできることとすれば、上のような経済的サポートや、大学病院の環境改善くらいだろうか。

 「よみうり寸評」によると、日本は「技術一流、病院体制二流、医療行政は三流」なんだそうだ。それでは、医療マスコミや患者は「何流」なんだろうか? 人気ブログランキングへ

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