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下に貼り付けた記事は、読売(10月6日)の医療関係の記事である。ER(Emergency Room=救急救命室)の分布状況について述べている。全国47都道府県のうち、ERがあるのは39都道府県である。少し少ないような気もするが、これからに期待、といったところか。 救急医療体制の整備また改善が少しでも進んでいるのなら、喜ばしいことだ。しかし、素人の私から見ればいくつか心配点がある。 まず第一に、ERが増えても、基礎となる医師や看護師の数が増えなければあんまり意味はない、ということ。医師全体の人数が増えないと、ERの医師が増えても、それは他の科の医師が減っているということを意味するのだから。遅ればせでも何でもいいから、医師の数を増やす(要するに医学部の定員を増やす)ことをさらに進めるべきだ。 第二に、ERが救急患者を受け入れても、ERが紹介する病院が「受け入れ不可能」(「たらいまわし」ではないぞ)だったらどうしようもない、ということ。これは、各医療機関の間でのコミュニケーションの体制を整えることが大事だが、同時に病院のマンパワーの充実が必要であろう。これも、第一の問題である「医師や看護師の数」の問題にぶちあたるわけであるが。 第三の問題。これは我々&マスコミの問題であるが、「ERに関する認知」の問題である。我々一般ピープルからすれば、ERであろうが病院であろうが診療所であろうが「病院は病院」である。つまり、普段は区別しない。我々が区別するのは「何科の病院か?」であって、「一般病院か、ERか?」などいうことで区別することはあんまり無いだろう。 たとえば、あるERの近くに住んでいるある一般市民がいるとする。深夜たまたま風邪を引いて具合が悪くなったとする。人にも寄るだろうが、本来は用途が違うERに行って「風邪を引いたので見てくれ」という場合も出てくるだろう。ERの存在理由から考えるとこのような患者は困ったサンなのだが、一般ピープルはそんなことは知らないわけで。 つまり、「ERとは・・・」「救急病院とは・・・」に関する一般市民に対する啓蒙が必要なわけだ。これは医療機関&マスメディアの仕事だろう。適切な情報を普及させるというのも、医療機関の仕事といえるかもしれない。一般市民のためだけでなく、医療機関のためにも必要なことだろう。 人気ブログランキングへ 「ER」全国150施設に、急患「たらい回し」防止に期待(読売) |
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