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help RSS 【主張】救急現場事故 正確な情報伝達忘れるな(IZA)

<<   作成日時 : 2008/05/26 07:43   >>

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 下に貼り付けた記事は、産経新聞の5月26日の社説である。こないだ起きた農薬自殺のことについて書いている。私のブログでは「他人を巻き添えにするなよ」で終わるこの問題、この産経の記者にかかると「医療側の情報伝達に問題あり」となってしまう。十人いれば十人の考え方がある。世の中は面白いものである。

 下の記事を読んで医療関係者がどのような感想を抱くかどうかは、医療関係者ならぬ私にはわからない。ただ、救急医療の大変さに触れながら、出てくる結論が「正確な情報伝達を」では少しさびしいのではないか?厳しい労働環境、やってくる様々な患者、人員の不足。設備も十分とはいえないところもあるかもしれない。そういった状況の改善が必要、と私のような凡人ならそう考えるのであるが。

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(今回の一冊)報道被害と反論権

【主張】救急現場事故 正確な情報伝達忘れるな(IZA)
救急医療の現場にはさまざまな急患(急病の患者)が運ばれてくる。急患の嘔吐(おうと)から有毒ガスが発生するような想定外の事態も起きる。救急病院はそれにも対応し、患者の命を救わねばならないから大変である。

 熊本赤十字病院(熊本市)の救命救急センターで農薬を飲んで自殺を図った男性を治療中、男性の嘔吐物に含まれた農薬が気化し、塩素系の有毒ガスが発生した。このガスを吸った救急外来の患者や医師、病院の職員ら計54人が体調を崩し、うち高齢の女性患者が重症となった。男性は死亡した。

 こうしたケースに備えるためにも病院は非常事態に対応できるマニュアルをきちんと作り、それを柔軟に活用していくことが肝要である。救急医も毒物などに対する幅広い専門知識を身につける努力を怠ってはならない。

 男性が飲んだ農薬は、液体の「クロロピクリン」と呼ばれる農薬だった。刺激臭があり、揮発性が高い。殺虫剤として使ったり、農地の土を消毒したりする。大量に吸い込むと、呼吸困難に陥る。劇物に指定され、使用時は防毒マスクが必要だ。

 熊本赤十字病院によると、地元の農家ではクロロピクリンを「ピクリン」と呼んでいる。男性を搬送した救急隊もこの略称で病院に連絡した。ところが、病院が専門書やインターネットを使って調べても、ピクリンという断片的な情報ではクロロピクリンという農薬に結び付かなかった。

 最終的にクロロピクリンと特定できたのは、それが入っていたビンが病院に届いてからだ。有毒ガスの発生から1時間半も経過していた。病院側は「クロロピクリンを飲んだ自殺は非常に珍しく、把握が難しかった」としながらも「毒物が特定できていればあらかじめ患者を避難させるなどそれなりの対応ができた」という。

 救急医療はその仕事のきつさから産婦人科や小児科、外科と並んで医師不足が問題になっている。しかし、そんな過酷な状況にあっても事故の原因を究明し、再発防止に結び付ける姿勢は忘れてはならない。

 今回の医療現場の事故では自殺を図った男性の情報が救急隊から病院に十分伝わっていなかった。これが有毒ガス発生による事故が起きた原因のひとつだろう。救急隊も病院も正確な情報伝達の重要性を改めて自覚したい。
 
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すてきな産経さん。トンでも社説を相変わらず・・・w
今さらになって、下記のような「産経社説」のというのを書いたのですが、秀逸なのはいくらでもありました。もう産経新聞の「すごさ」は書いている人にしかわかりません。 読者でまともな人は、現場の人のまともなアンチ・産経のブログを読んで「納得」されると思います。 まぁ、自分は産経さんのいいところは、社説への論評も含めて、イザ!で開陳しても、言論の自由を守ってくれるからですけどね(検閲されたらみんな止めるでしょうけど) 産経の報道に物申す あるいは メントスコーラーかぁ。。。懐かしいなぁ。。。 自殺報道 -... ...続きを見る
東京日和@元勤務医の日々
2008/05/28 01:21

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この記者様は、自殺者が何を服用したかわかるまで救急外来で待機すべきだった、とでも言うのでしょうかね。まず対応するしかない場面なんて山ほどあるわけですが。

例えば。血まみれの急患に外科処置。HIV保菌者の可能性あり。どうします?放置しますか?
pede
2008/05/27 00:20
pedeさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
おっしゃるように、服用したものが何であるかわかるまで治療室に入れるな、というのでは、救急医療の大元である緊急な治療に差し支えることが生じるでしょう。要するに、医療に(医療に限ったことではないでしょうが)関して「そのときの最善」を求めることは出来ても「完璧な結果」を求めることがおかしい、ということなのだと思います。
3番目の落書き
2008/05/27 04:32

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