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<<   作成日時 : 2008/04/16 05:30   >>

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救急患者たらい回し解消へ 首相が体制整備指示(IZA)
福田康夫首相は14日、深刻な医師不足や救急搬送患者のたらい回しなどの問題解消に向け、産婦人科・小児科・救急に重点を置いた医療体制整備に関する中長期ビジョンを5月にも取りまとめる考えを明らかにした。東京都世田谷区の国立成育医療センターを視察した後、記者団に語った。

 厚生労働省は1月から、舛添要一厚労相のもとに有識者も含めた「安心と希望の医療確保ビジョン会議」を設置し、人材、施設、サービスのあり方などを議論している。首相が念頭に置く医療体制ビジョンは、5月に予定される同会議の取りまとめを踏まえ、数値目標なども盛り込んだ内容となる見通し。

 首相は予算措置について「必要なものは必要。対策を行う裏付けをくっつけなければいけない」と述べ、必要な予算措置を早急に検討する考えを示した。
うーん。「問題解決の最大の敵は無関心」だと私は思っているので、福田首相がとにもかくにも医師不足問題に言及してくれたことはいいことだと思っている。しかし、国会運営がままならず、支持率もままならない、そしていつクビになるかわからない首相が医療問題解決に取り組んでもどれくらい進展があるのか、心もとないのも確かである。

 上の記事をつついてみると、「中長期ビジョン」という言葉が私をがっくりさせる。今は「中長期ビジョン」どころか医療システムそのものの「救急処置」が必要なのだと思うのだが。しかも、「中長期ビジョン」を取りまとめるのが5月。「今週中」でもないばかりか「今月中」でさえもない。つまり、医療問題が緊急の処置を要する、とは考えてはいないということだ(「連休があるから」といういいわけもあるだろうが、救急医療にGWはないのであるが)。

 あと、痛ましいことに、「必要な予算措置を早急に検討」とあるが、医療問題を解決するための財政的裏づけがはっきりしない、いやはっきりさせることが出来ない。ほんとなら、ガソリン税から少し分けてもらうとか、消費税から少し分けてもらうことが出来ればいいのだが。ともかく、福田首相が小さなアドバルーンをあげたことだけは素直に評価しよう。どれくらい値打ちがあるかどうかはわからないけど。

(今回の一冊)<業界の最新常識> よくわかる医療業界 (業界の最新常識)
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