3番目の落書き帳

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help リーダーに追加 RSS 病院の調査報告をどう扱うか、と言う問題。

<<   作成日時 : 2008/03/15 16:47   >>

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(参照:「手術で失敗→書類送検」にならないようにしてほしい)上に貼り付けた記事は、3月14日の朝日新聞(関西版)の社会面のもの。3月13日に京都府警が脳死肺移植の手術失敗で担当医師3人を書類送検した事に関する記事の追加分である。この手術失敗の原因として、患者の容態監視をする医師が誰かはっきりしないまま3時間近く不在となったことが上げられる。そのことについては、病院も認め、それを報告書にも記している。そして、警察はその報告書を捜査に利用している。。。

 警察にすれば、報告書は立派な「証拠物件」であり、それを使わない手はない。しかし、病院からすれば、この報告書は「犯人狩りのアイテム」として作ったのではなく、あくまで「今後の医療のため」に作成したもの。将来の改良の一歩として作成している以上、患者の死の因果関係とは別に、改善点を惜しまず列挙しているものと思われる。それが「犯罪者の狩人」たる警察の手に渡ったら、どうなることやら。。。というのが多くの医療関係者の心配事であろう。

 調査報告書の作成は必要であり、重要であろう。それを公表することも、特にこれからの時代は必須と言えよう。しかし、「ミス」「失敗」を犯罪と結び付けていては、リスクのあるオペをする医者が刈り取られてしまう。警察は刑事事件を扱うのが仕事であり、犯人を捜して捕まえ、検察庁に送り込むのが仕事である。でも、いきなりこの事件を刑事犯罪と見なしてよいものか。。。まず、医療関係者を含んだ調査委員会の間でこの報告書を検討し、刑事事件とするべきかどうかを見極めてから警察が動いてもいいのではないかと、素人考えでは思うのだが。。。

(今回の一冊)ノーフォールト
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ご存知かと思いますが、
現在、「医療安全調査委員会(仮称)」の創設を
柱とする「死因究明制度」(通称、事故調)が
盛んに議論されています。

『死因究明、システムエラー解消に重点』
https://www.cabrain.net/news/article/newsId/15110.html

>医療関係者を含んだ調査委員会の間で
>この報告書を検討し、
>刑事事件とするべきかどうかを見極めてから
>警察が動いてもいいのではないかと、
>素人考えでは思うのだが。。。
われわれの仲間内でもいろいろと議論していますが、
私も個人的には、その意見に賛成です。

ただ、遺族が警察に訴えても
事故調査委員会が起訴相当という結論が出ない限りは
警察は起訴できないということが前提です。

CBの記事にも、
>被害者の遺族から警察に直接通報があった場合には
>「(警察は)まずは調査委員会に調査してもらう
>ことをお勧めするはず」と述べた。
『お勧めするはず』では安心できません。
遺族の憎しみを甘く見すぎていますね。
うろうろドクター
URL
2008/03/15 23:52
うろうろドクターさん、おはようございます。
なるほど、医療事故が起こったときに、それに関する情報を遺族が知る機会が十分に提供されていない、という問題はあるかもしれないのですね。ただ「情報入手→憤激→訴訟」という流れが望ましいものだとは私は思いません。
3番目の落書き
2008/03/18 09:46

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