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help RSS 航空便の存亡が医療にも関係する、というお話

<<   作成日時 : 2008/03/01 01:05   >>

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新潟・佐渡便9月末で休止、旭伸航空が県に方針伝える(読売・新潟)と言う記事を読んだ。新潟と佐渡島を結ぶ航空路線を運行している旭伸航空が、経営難のため9月末まで運休すると言うのである。そして、新たな経営母体が見つからなければ新潟−佐渡路線は廃止となる可能性が高い。

 さらに問題なのは、この路線がなくなると、新潟本土(?)から佐渡島へ診療しに行く非常勤の医師の交通路確保も危うくなると言うことである。まさに航空路線の存亡が島の医療をも左右する状態。こういうと地域こそ、ヘリコプターを使ってみたらどうか、と思うのだが。

参照
ドクターヘリが「コンビニタクシー」にならないことを祈る
ドクターヘリの記事:福岡:池友会

(今回の一冊) 佐渡を歩いて イギリス人のひとり旅 (とき選書)

新潟・佐渡便9月末で休止、旭伸航空が県に方針伝える(読売・新潟)
旭伸航空(新潟市)の新潟―佐渡便からの撤退問題で、同社の羽吹登社長が27日、県庁を訪れ、9月末で同路線の運航を休止する方針を伝えた。10月以降については決まっておらず、同航路が廃止される可能性が出ている。

 同社は1996年4月に同航路の運航を始め、定員(乗客)9人のプロペラ機2機体制で新潟空港と佐渡空港間を25分間で結んできた。春〜秋季は1日4往復、冬季は同3往復が運航されているが、荒天でフェリーなどが欠航した際には、1日8往復まで増便することもあり、利用客も02年度以降、年間1万人前後になっていた。

 だが、経営上は、毎年赤字を計上。県と佐渡市は、離島航路維持を目的に、路線開設当初から、路線事業赤字分の補助をしてきた。96〜05年度は県と市で計4700〜5500万円を、06年度以降は赤字額の最大9割を上限に、計6400万円前後の助成を行っていた。

 それでも同航路の採算性は大きく向上することがなく、赤字は慢性化。同社によると累積赤字は数億円に上るという。さらに、現在2人いるパイロットのうち1人が今年10月に60歳の定年を迎え、5人いる整備士も高齢を理由に退職を希望。団塊世代の大量退職で航空業界全体でパイロット・整備士が不足し、新たな人材確保が困難という。

 羽吹社長は記者団に「関係者からエールをいただいたが、限界が来た。断腸の思いで撤退せざるを得ないと判断した」と述べた。

 同社は3月末までに国土交通省に休止を届け出て、4月以降は平日の朝、夕のみの運航に減便して運航する予定という。

 同社の撤退で、県は、10月以降の同路線を引き継ぐ会社を探すことになるが、現在は全くの白紙状態。同路線はビジネス利用が多いのも特徴だ。佐渡総合病院(佐渡市千種)では、内科、整形外科などで非常勤の医師十数人を島外から確保しているが、新潟・佐渡間の空路を利用する医師が少なくないという。同病院では「新潟での勤務が遅れたり、船が欠航したりした場合に備えて空路は不可欠。診療が遅れるケースも考えられ、今後の対応を検討していきたい」と案じる。

 県の高橋総一交通政策局長は「どのような形で航路を維持するか、佐渡市とも検討したい」としている。
 
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