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help リーダーに追加 RSS 「誰が日本の医療を殺すのか」 その1

<<   作成日時 : 2008/03/08 21:42   >>

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誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実 (新書y 180)という本を読んだ。この本は医療崩壊のもんだいを取り扱っている。章立てからすると、「医師不足」「財政」「過大な公共事業出費」と、日本の公共事業偏重の財政政策に重点を置いているような感じがする。まあ、それはおいといて。

 ここでは、私が「面白いな」と思った部分を少し紹介したい。

欧米では「人は誰でも間違える」が常識

 参加、小児科に関わらず、日本の医師は常に「医者が間違えるはずがない」「医者は間違えてはいけない」というプレッシャーを感じながら勤務に当たっている。

 もちろん、人の生命を預かっているのだから、常に緊張感を持って対応することは大切である。問題は、人手不足によって目の回るような膨大な漁の仕事をこなしながら、100パーセントの安全性を要求されることである。
(中略)
 実はアメリカの医療現場における安全対策は「人は誰でも間違える」という考えから出発している。
(以下略)
私も上の文章に賛成である。私が思うに、日本人はミスに厳しい。というか、間違いに関して寛容ではない。テストで言えば、95点取ったのに5点分間違えていることを過度に責めるといった感じか。減点思考。これはある意味の傲慢さを秘めている、と思う。

 もう3年前になるだろうか。尼崎でJRの電車が脱線し、多くの死傷者がでた事件。この原因についていろんな意見が出たと思うが、「過密なダイヤと、それを頑なに守ろうとした無理な運転」が事故のおおきな原因になったのは否定しがたいことだろう。2,3分遅れたからと言って大したことはないのに、乗客も、そして乗客の「圧力」を受けがちな乗務員の方も、その遅れを過大評価する。そして結果は見ての通りである。

 ミスが怖いのなら、ミスをしにくい状況を現場に作ってやればいい。人手を増やすとか、スタッフの休養を十分なものにするとか。「24時間働けますか」というコマーシャルが昔にあったが、本来こんなことがとりわけ医療現場にあっては困るのだ。
誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実 (新書y)

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