3番目の落書き帳

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help リーダーに追加 RSS 夕方のニュースで医療関係の特集記事ふたつ

<<   作成日時 : 2008/02/26 18:56   >>

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 私が夕食を取った後にテレビを見ていると(注:2月26日)、8ちゃんねる(関西テレビ、フジテレビ系)で脳性まひの子どもにたいする「無過失補償」についての特集が組まれていた。

 取材を受けていたのは、7歳の脳性まひの子どもとその家族。生まれたとき、そのママさんは岸和田の病院にいた。分娩のとき、ほんとに運の悪いことに、主治医が出張で不在。そこで別の医者が分娩を担当したのだが、そのときの処置に問題があったようで、この赤ちゃんは脳性まひのまま生まれてきた模様。真実を知りたくて家族側は裁判を起こす、担当医が「嘘八百並べていた」(ママさんの談話)らしい。しかし、主治医の方が調査をした結果、担当医の言っていることがどうも違うようだということがわかり、結局和解して賠償金支払いへ、というお話。

 そして話は無過失補償の話に。この補償金の金額は2500万円。一生を生涯のまま過ごす人間をサポートするにはちょっと苦しいかな、という金額、というのが私の感覚。

 この特集では、無過失補償をどちらかというと批判的に見ていた。「この補償金制度によって『真実への壁』ができるのではないか?」「この補償金制度は医者を救うためのものではないか?」という調子。この二つの指摘は外れているとは言えないが、産婦人科医の訴訟リスクを軽減しないと、産婦人科医のなり手が減ってしまうのも確かな話。

 あと、ちょこっとだけ、政府が医療事故調査委員会を作ろうとしている、ということについて触れていた。

 その特集が終わると私はチャンネルを回し始めた。すると、6チャンネル(朝日系)で柏原病院(兵庫県)の特集をしていた。全国的に減少している小児科医の中、奮闘している病院及びそれを支えるボランティア(?)の人々のことを取材していた。私は最後の2分間しか見られなかったけど。

 取材対象も視点も違うこの二つの特集記事。でも、関西ローカルではそれなりにテレビ局も関心を持って取り組んでいるようだ。東京ローカルではどうか知らないけど。

(今回の一冊)脳性まひ児の家庭療育
脳性まひ児の家庭療育

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
分娩後にMRIで脳性麻痺の原因となった脳の障害部分を調べた調査があり、8割は古い損傷で妊娠中のウィルス感染が疑われました。
分娩時の低酸素状態などで脳性麻痺になるのは1割程度というのが現在の見解で、反対する人もいません。
脳性麻痺は介護が大変なので、裁判では原告側勝訴が多く、賠償金額は1億円を超えます。
無過失保障制度がないために産科医を訴えない限り子供の人生を守れないのです。
日本はとても素晴らしい、優しさに満ちた国ですね。
産科医は罪もないのに1億円以上を支払ってくれるのですよ。
近森 透析
2008/02/27 12:14
近森 透析さん、皮肉を書かなくてもstra12さんは分かっていると思います。他の読者はどうか分かりませんが。

>「この補償金制度によって『真実への壁』ができるのではないか?」「この補償金制度は医者を救うためのものではないか?」という調子。
この手の主張は、「真実が知りたい!=医者が悪い!医者の責任!」としか聞こえません。
医者を救うためじゃなくて、「誰が悪いわけでなくてもその状態で生まれてしまう子へ少しでも援助する」ための制度なのに。
私の考えですが、本当は政府・行政が社会福祉としてやってくれないと困ることを、政府・行政が全く動いてくれないから仕方なく妊婦同士の相互扶助にしましょう、というのがこの案の本来の主旨だと思います。案をまとめようとするうちに歪んでしまっている感がありますが。
残念ながら一定の確率で必ず起こってしまう(というのが、現在の世界の医学常識です)脳性麻痺は、その出生後の医療福祉を負担すべきなのは病院でも医者でもなく、妊婦家族でもなく国民全体だと思うのですがね。
桜井純一郎
2008/02/27 18:59
近森 透析さん、桜井さん
こんばんは。コメントありがとうございます。ある一定の確率で生じる障害者(この場合脳性まひ)に関しては、賠償金でも補償金でもなく「年金のようなもの」を付与した方がいいのではないかと思います。この障害者が生きている間は月額10万なり15万なりを支払う、と。補償金2500万円は、結構な額ですけど、長い人生を考えると非常に心もとないような気がします。
3番目の落書き
2008/02/27 23:18
補償額2,500万円は確かに安すぎます。
人の命の値段を計ることは出来ませんが、障害を抱えて生きていくことの方が死亡よりもお金がかかります。死亡時よりも補償額は大きくなくてはなりません。本人にも生きるためのお金も必要ですが、本人を支えるためにもお金が必要です。財源は「年金のようなもの」にも同感です。
一般人
2008/02/28 12:58

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