今回は、2月24日付の朝日(関西版)の「救急存亡」の記事を貼り付けた。「救急告示病院の基準について」「輪番制について」の二つがメインテーマであろうか。まず、私は「救急告示病院」なるものがどういうものかを知らない。一体どんな病院を指すのか?検索してみると、次のような文章が出てきた。 Q:救急告示病院とは、どのような病院の事をいうのですか?なんだそうな。上の条件を満たすことのできる病院がどれくらいあるのかどうかはわからない。関西圏の医療告知病院の数を調べてみると、 大阪府=277箇所、兵庫県=178箇所、京都府=93箇所、滋賀県=33箇所、奈良県=39箇所、和歌山県=58箇所 となっている。狭い大阪府に277箇所もあるのだから、救急医療事情はわりかしいいのではないか、と考えそうなものだが、なんせ人口が多い大阪府。それにいろんな問題があるのだろう、救急告知病院として機能させることができない病院もあるようだ。 さて、朝日の記事に戻ろう。上に上げた救急告知病院としての条件に加え、大阪府ではさらに別の基準を課しているらしい。それは「1診療科につき常勤医二人以上」「医師が24時間365日体制で常駐」の二つ。この二つの条件は、「無茶な条件」とは思わない。しかし、最近の医療関係の記事を見てきた方なら、この二つの条件を満たすのは、とりわけ小規模病院にとってはかなりの難関であろうことは想像がつく。医師が不足がちなのだから。それに、人件費の問題もある。 この問題を緩和する(「解決する」ではないことに注意)ために、大阪府はいくつかの手直しで事態を乗り切ろうとした。それは「1診療科につき常勤医二人以上」という基準を「一人以上」にすること。もうひとつは「医師が24時間365日体制で常駐」というのをなくし、輪番制にすることで各病院の負担を緩和しようというものである。 ただ、前者の対策だと、常勤医一人しか置けない小規模病院に負担がかかることになる。今までは常勤医がひとりだったために「救急告知病院」の負担を負わずにすんだ病院が救急患者を受け入れることになるのだから。かといって、非常勤の医師を雇うと人件費がかかる。これだと、小規模病院に対してなんらかの人件費補助を出さないといけないと思う。後者の「輪番制」であるが、これも前者と同じく、非常勤医を雇う際の人件費と言う問題から免れないと思う。 この救急告知病院の問題については、「たくさんの病院で受け持つ」か「救急専門のエースと言うべき病院に救急医療の機能を集約させる」のかどちらか、ということになる。今の大阪府は前者のやり方で乗り切ろうとしているようだ。 この記事について、まだ書きたいことがあるのだが、またそれは次回に。 続きは2月24日の「救急存亡」(朝日)の記事より(おまけ) までどうぞ。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 (今回の一冊) ドキュメント医療危機
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