3番目の落書き帳

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<<   作成日時 : 2008/01/24 19:35   >>

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長女が植物状態 医療ミスと提訴 医療法人を両親ら(IZA)
【旭川】仮死状態で生まれた長女(1つ)が人工呼吸器を外せない寝たきり状態になったのは、出産時の医療ミスが原因だとして、旭川市内の両親らが二十三日までに同市内で産婦人科クリニックを経営する医療法人社団と理事長を相手取り、看護費など約一億四千七百万円の損害賠償を求める訴えを旭川地裁に起こした。

 訴状によると、長女は二○○六年八月、同クリニックで仮死状態で生まれた。担当した医師は心臓マッサージをしたが改善せず、転院を要請した別の病院の医師が駆けつけ強心剤の注射を打つまで約十五分間心臓が動いていなかったため、脳にダメージが残り、寝たきりの状態になった。

 出産の一時間以上前の段階で、胎児の脈が遅く、仮死状態の危険性を示す所見が心拍監視装置で認められたのに、これを見落とすなどの注意義務違反で、適切な処置をしなかったとしている。医療法人社団は「何もコメントできない」としている。
小説「ノーフォールト」を読んだ人間としては、「あ、よく似た訴訟がでてきたな」という感じ。もっとも、小説では妊婦がなくなったのであるが。

 この記事の件で、クリニック側にミスがあったのか、そしてあったとすればどれくらい許しがたいミスだったのか、それは私なんかにわかるわけがない。ただ、出産というものが危険を常に伴うものであり、その結果として母子のいずれかに良くないことが起こるのは「当たり前」という認識が、今の世の中には広まってないんだなと思った。

 この赤ちゃんが生まれたのが今から1年半前。今訴訟に訴えるということは、育児・養護にかかる費用や労力が大変だということだろう。その費用を稼ぐために訴えた、と私は想像している(あくまで想像だが、それほど外れていないと思う)。「賠償金」ではなくて「育児・養護の補助」として病院なり公的機関に要求すれば、病院側としても対応は違うのであろうが、今の日本にはそういう仕組みが出来てないのだろう。

 この件について私は訴えた側も訴えられた側も責める気はない。ただ、原告の言い分が全て通ったら、産婦人科を受け持つ人は、仕事としてやってられないのではないか、経営が成り立たないのではないか、と憂慮する。
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