長女が植物状態 医療ミスと提訴 医療法人を両親ら(IZA)小説「ノーフォールト」を読んだ人間としては、「あ、よく似た訴訟がでてきたな」という感じ。もっとも、小説では妊婦がなくなったのであるが。 この記事の件で、クリニック側にミスがあったのか、そしてあったとすればどれくらい許しがたいミスだったのか、それは私なんかにわかるわけがない。ただ、出産というものが危険を常に伴うものであり、その結果として母子のいずれかに良くないことが起こるのは「当たり前」という認識が、今の世の中には広まってないんだなと思った。 この赤ちゃんが生まれたのが今から1年半前。今訴訟に訴えるということは、育児・養護にかかる費用や労力が大変だということだろう。その費用を稼ぐために訴えた、と私は想像している(あくまで想像だが、それほど外れていないと思う)。「賠償金」ではなくて「育児・養護の補助」として病院なり公的機関に要求すれば、病院側としても対応は違うのであろうが、今の日本にはそういう仕組みが出来てないのだろう。 この件について私は訴えた側も訴えられた側も責める気はない。ただ、原告の言い分が全て通ったら、産婦人科を受け持つ人は、仕事としてやってられないのではないか、経営が成り立たないのではないか、と憂慮する。 人気ブログランキングへ (今回の一冊) 医療事故の責任 ~事故を罰しない、過誤を見逃さない新時代へ~
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