政府は、どうしても医者を増やしたくないらしい。
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作成日時 : 2008/01/14 04:57
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「再診料」病院アップ、診療所下げで統一…政府・与党調整(読売)の記事を読んだ。病院の再診料をアップして、病院側に我慢を強いる予定らしい。確かに、収入が増えれば、病院の財政もよくなるだろうし(再診料80円〜130円アップがどれくらいの助けになるのかは別として)、そうなると病院の方も少しは医療スタッフを増やすことができる・・・かもしれない。
でも、(何回も書くが)、日本全体の医者の数が増えない状態で(つまり医者不足が解消されていない状態で)、再診料を少しアップしたところで、前線にいる医者がどれくらい助かるのか、わかったものではない。お金は大事だけど、あくまで人的資源がないとどうにもならないのではないか。
車で言えば、お金はガソリン。政府のやっていることは「ガソリンはたくさん割り当てます。でも車は増やさないよ」と言っているようなものだ。ほんとに足りないのは「車=医者」の方なのに・・・
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(今回の一冊)
医療の値段―診療報酬と政治 (岩波新書)
「再診料」病院アップ、診療所下げで統一…政府・与党調整(読売)
政府・与党は2008年度の診療報酬改定で、現在、病院が570円、個人経営の医院などを含む診療所が710円と異なる価格に設定されている再診料を、同じ価格に統一する方向で調整に入った。
統一した再診料は650円〜700円程度とする案が有力だ。再診料を病院で引き上げ、診療所で引き下げることにより、医師不足問題の原因となっている病院の勤務医の負担を軽減する狙いがある。
来年度の診療報酬改定は、2月中旬に厚生労働相の諮問機関「中央社会保険医療協議会(中医協)」が決定する。
再診料は病床数200未満の医療機関での2回目以降の受診の際にかかる費用。病院(病床数20以上、200未満)よりも診療所(同20未満)の
しかし、1回目の受診にかかる初診料については、前回06年度の診療報酬改定で、それまで病院が2550円、診療所が2740円と異なっていた価再診料が高い理由について、厚生労働省は「継続的に地域の医療を支える『かかりつけ医』としての診療所の役割が、入院や救急が中心となる病院よりも、診療報酬上では重視されてきたため」と説明してきた。
格を2700円に統一しており、「再診料に関しては病院と診療所で違うという理由がわからない」との声があった。
また、病院の再診料が診療所よりも安いことが、患者が診療所よりも病院に通う傾向を助長し、病院勤務医の過剰な負担やそれに伴う勤務医不足の要因になっているとの指摘もある。政府・与党は、再診料の統一により診療所に患者が振り分けられる効果のほか、病院の再診料の引き上げが勤務医の待遇改善につながることも期待している。
ただ、診療所の再診料引き下げについては、開業医らの影響力が強い日本医師会(日医)などが、医院の経営悪化につながるとして反対している。前回の診療報酬改定で初診料だけの価格統一にとどまったのも、日医に配慮したという側面がある。
08年度診療報酬改定では、8年ぶりに医師の技術料を引き上げること(0・38%増)がすでに決まっており、政府・与党は、日医などに対し〈1〉再診料引き下げで、診療所の患者が増える〈2〉診療所による夜間など時間外診療や開業医による往診への診療報酬を手厚くする――などとして説得していく方針だ。
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