「一人の馬鹿女」の偉大さ
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作成日時 : 2007/10/11 18:14
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先月のことである。何に抗議?土俵に女性乱入、高見盛らが取り押さえる (IZA)の記事を読んだ。「もし制止されなかったらこの女性は何をしていたか?」という興味はあるが、良識をもって考えれば、取り押さえられて良かったのだろう。
さてこの記事を読んでいると、ふと思い浮かんだのが西尾幹二の本。昔々読んだ。「ヨーロッパの個人主義」(講談社現代新書)というタイトルだったと思う。こんなことが書かれてあったと思う。
「野球場を例にとって考えてみる。一人の行儀の良い観客が行儀よく試合を見ていても、それが大勢に影響を与えることはほとんどないだろう。しかし、たった一人の不届き者がグランドにビンを投げ込むだけで、試合を損なうことができる。」 20年近く前に読んだ本なので細部を記憶してはいないが、こういう内容のことを書いていたと思う。この部分から99人のマナーの良い人間がいても、一人の大ばか者の悪行で台無しになる現代社会のもろさを改めて感じたものだ。テロもその範疇に入るのではないか。
さて今回の土俵乱入事件。伊勢の海理事は「刑事事件にするつもりはない」と言ったようだ。しかし、日本の品格や道徳を重んじるのであれば、もう少し厳しい態度をとったほうがよいだろう。もはや、マナー向上をよびかけてどうなる時代でもない。
「とがめられない限りは何でもあり」のこの世の中。「悪いことをすることのリスク」をわからせるのも大事なのではないだろうか。人気blogランキングへ
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